基本的にバイナリーオプションは順張りで取引をします。
でも相場の状況や時間帯によっては逆張りの方が効果的なこともあるので、どちらでも取引ができるようにスキルは持っておくべきです。
簡単に聞こえますが逆張りは難易度が高い取引方法なので勉強しておく必要があります。
今回はバイナリーオプションの逆張りについて詳細を解説するので、デモで試して実績を積んでみてください。
目次
バイナリーオプションの逆張り手法とは?
順張りはトレンド方向に沿って単純に同じ方向にエントリーをすることです。
反対に逆張りは相場の方向とは反対の方向にエントリーをすることを意味するので、以下のようなエントリーになります。
上昇トレンド:Lowエントリー
下降トレンド:Highエントリー
でも単純に反対方向にエントリーするだけではありません。
相場の状況をテクニカル分析で読み取って、「ここで反発が起こる可能性が高いから逆張り」「ここで転換する確率が高いから逆張り」と根拠を詰めてください。
しっかり理解して行わないとダマシにあう可能性も高くなってしまいます。
逆張りに適した分析方法を使うことはもちろんですが、相場の天井と底をしっかり見極めることがポイントです。
逆張りを攻略するポイント
バイナリーオプションを逆張りで攻略するためには3つのポイントを抑える必要があります。
意識するだけでかなり勝率に影響を与えることなので、なんとなく逆張りでエントリーなど適当に使わないようにしてください。
逆張りにあうのはレンジ相場
まず大前提として相場がレンジであることを確認します。
トレンド相場のように上下に大きな値動きを見せる状況ではなく、一定の値幅で相場が推移している状況が逆張りには向いているのです。
以下のチャートを見てください。レンジ相場です。
価格が一定の範囲で動いているので値幅の高値と安値が分かりやすく、さらにその部分で反発する可能性を分析することができます。
トレンド相場は上昇・下降どちらかの勢力が圧倒的に強いです。
そのためどこで反発が起こるか予想するのは、レンジ相場よりも難易度が高くあまりおすすめはされていません。
もちろんトレンド相場でも逆張りは可能です。
ただそれなりのスキルが必要になるので、相性がいいレンジ相場で逆張りを使う方がムダな損失を増やさずに済むことになるでしょう。
時間帯も意識して逆張りをする
相場の状況と一緒に逆張り取引をする時間帯も意識します。
レンジ相場との相性がいいと言うことは、レンジ相場になりやすい時間帯を狙ってエントリーをするべきだということです。
東京時間:9:00~17:00
東京市場は全体の6%の取引しか占めていないと言われています。
ということは相場に流入する資金が小さく、大きく急変を起こすような流れができることはほぼないと言えるのです。
また、日本人の投資家は逆張り思考の人が多いことも理由になります。
東京時間を狙って逆張りを仕掛けるのであれば、9:00~14:00あたりをピンポイントで狙ってエントリーをするのがおすすめです。
有効なインジケーターを使う
逆張りには相性がいいインジケーターがあります。
普段の順張りで使っているインジケーターをそのまま使って分析をしたとしても、失敗する可能性が高いので逆張り仕様でテクニカル分析をしてください。
おすすめの逆張りインジケーターは3つです。
◆RSI
◆ボリンジャーバンド
◆ストキャスティクス
1つにこだわらずにいくつかを組み合わせるのも有効です。
上記3つの逆張りのメインとなるインジケーターは売買サインが出るので、うまくタイミングを見ながらエントリーを行います。
基本的に逆張りではオシレーター系を活用してください。
バイナリーオプションの逆張り手法
実際のバイナリーオプションの逆張り手法をご紹介します。
今回は分かりやすいようにyoutubeからピックアップしていますが、人によっては使いにくい攻略法もあると思うので一度デモで試してみることをおすすめします。
ボリンジャーバンド+ストキャスティクス
ボリンジャーバンド:期間20・偏差2
ストキャスティクス:%K5・%D3・スローイング3・レベル20と80
エントリーのタイミングはストキャスティクスのピンク色の線が上向きで20のラインを戻している部分です。
バンドウォークでの逆張りは難易度が高いと言われています。
でも上記の攻略法を使って逆張りをすればきれいに勝つことができると評判になっているので、ぜひデモで試してみてください。
エンベロープ
この攻略手法ではエンベロープを3種類使っていきます。
期間:20
偏差:0.05%・0.1%・0.15%
期間は3種類共に同じですが、偏差がそれぞれ変わってきます。
短期取引であるバイナリーオプションではエンベロープの偏差0.05%など、少し小さい数値を使うとチャンスが増えて有効です。
エンベロープに加えてローソク足のヒゲとプライスアクションも活用します。
じっくりと反発をチェックしながらエントリーポイントを探ることが可能になる手法なので、逆張りに多いダマシにひっかかるリスクの軽減が可能です。
複雑な手法ではないので初心者でも実践できると思います。
RSI
上記は攻略手法というよりも、RSIの設定値についての解説動画です。
逆張りの攻略にRSIを使っている人や使ってみたいと思っている人は、バックテストの結果が公開されているのでぜひ参考にしてみてください。
自分でバックテストをするのは大変なのですごく貴重なデータです。
最終的にRSIだけで安定して勝つのは難しいという結果になっているので、インジケーターをプラスする必要があります。
ローソク足の動きも同時に見ていかなければいけません。
RSI単独で逆張りをしていた人は、ローソク足の動きとの兼ね合いや他のインジケーターとの相性も学んでみてください。
バイナリーオプションで逆張りが有効なポイント
ではどんな時に逆張りが有効になるのでしょうか。
バイナリーオプションでは基本的に順張りでのエントリーが推奨されているので、逆張りが活躍するシーンは多くはありません。
①トレンド相場の中の転換ポイント
②レンジ相場の中の反転ポイント
紹介されているバイナリーオプションの逆張り攻略法は②のレンジ相場での反転がベースになったものが多いです。
RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系のインジケーターやボリンジャーバンドが活用されています。
逆張りでは連打手法が有効だとも言われています。
でもバイナリーオプション業者は連打取引を禁止しているところがほとんどなので注意が必要です。
口座凍結や強制解約になることがあります。
せっかく利益を出していても逆張り連打がバレて没収されるケースもあるのです。
逆張りは難易度が高いうえにルールを厳守する必要もあるので決して簡単に慣れるものではありません。
デモを使ってゆっくり攻略法を考案してみてください。
超短期取引の逆張りはリスキー
手が空いた時間でサッと投資ができるのが超短期取引です。
本業がある社会人や学業がある学生さん、主婦業や子育てがある主婦の人にもありがたい取引時間となっています。
特に30秒取引は忙しい人にもぴったりの投資です。
でも逆張りをするには超短期取引はかなりリスキーで、SNSやブログで紹介されている攻略法も根拠が明確ではないものばかりでした。
分析が効きにくいのはもちろんですが、転換ポイントの見極めも難しいです。
取引時間が短い場合はデメリットを払拭するためにも逆張りではなく、トレンド相場で順張りをすることがおすすめされています。
もちろん100%逆張りが不可とは断言できません。
でも分析に使える時間が短いので、かなり難易度が高く短時間で損失が膨らむ可能性があることを覚えておいてください。
まとめ
バイナリーオプションの逆張りについて解説しました。
順張りの方が簡単ではありますが、相場の状況によっては逆張りが有効なこともあるのでどちらも使えると効果的です。
逆張りでは短期的な反発を意識しましょう。
しっかり相場の動きを把握することができていれば、効率よく利益を追求することができるはずです。