近年話題になりつつあるハイローオーストラリア。日本からの利用者も多く、人気のバイナリーオプションです。
ですが、気になるのはリスクについてです。投資にはリスクがつきものですし、海外バイナリー業者だというだけで心配になります。
ハイローオーストラリアの利用にはどのようなリスクがあるのか?投資をするリスクを紹介します。
目次
海外バイナリーオプションにはどんなリスクが含まれてる?
ハイローオーストラリアのリスクの前に、一般的な海外バイナリーオプションのリスクを紹介します。
為替に対応できないリスク
リスクの一つ目は、急な値動きに対応できないことです。
海外のバイナリーオプションは、株やFXのように損切をすることができません。というよりも、したくてもする時間が無いのです。
バイナリー業者にもよりますが、投資から終了までの時間が5分、10分は当たり前。早い取引だと、30秒や60秒後に結果が出る業者もあるほどです。
投資には、経済指標発表のタイミングなど値動きが大きく変動するタイミングがあります。状況によっては予想とは大きく反転することもあり、バイナリーオプションの難しい部分ともいえるでしょう。
たとえ「確実に予想と違っていた」としても、損切はできませんので確実な損失になってしまいます。
急な値動きがあったとしても、海外のバイナリーオプションでは見ていることしかできないのです。
全額没収のリスク
リスクの二つ目は、予想が外れた際に全額没収なことです。
海外バイナリーオプションはリストカットができませんので、予想が外れた場合には全額没収されてしまいます。
少額から投資ができるとはいえ、全額没収は軽いものではないでしょう。投資金額が多ければ多いほど、そのリスクは高くなっていくのです。
ギャンブル中毒のリスク
リスクの三つ目は、投資に中毒性があることです。
海外のバイナリーオプションは、結果が出るまでの時間が短く何度も投資ができます。少額から投資ができるため貯金への負担も少なく、一日に10回以上投資する人もいるほどです。
気軽に投資ができるのも、海外バイナリーオプションの魅力と言えるでしょう。
ですが、気軽に投資ができることからこそギャンブル中毒のリスクがあります。予想が当たれば「もう一回したい」と思い、予想が外れたとしても「次こそは当たる」と、投資を止められなくなってしまうのです。
勝ち続けるなら問題ありませんが、そのような人は滅多にいません。たとえ一回の投資額が少なくても、回数をこなせばそれは大きな損失へとなってしまいます。
最終的には貯金がなくなり、中には借金をしてでも続けることがあるでしょう。全ての人がそうだとは言えませんが、人によっては株やFXよりも破産しやすいリスクがあります。
詐欺業者によるリスク
リスクの四つ目は、詐欺業者が多いことです。
ハイローオーストラリアを始め、海外バイナリー業者は数多くありますが、全ての業者が安全かというとそうではありません。中には、出金拒否や入金した瞬間に倒産して雲隠れするような詐欺業者も存在します。
たとえ詐欺業者ではなかったとしても、信託保全に加入していないことで、倒産した際に入金したお金が返金されないなどのリスクもあるのです。
他にも、「出金には条件がある」「出金までに時間が掛かる」など、海外業者を利用するには、様々なリスクが存在します。
ハイローオーストラリアにリスクはあるの?
海外のバイナリーオプションには様々なリスクがあるのが分かりましたが、ハイローオーストラリアはどうでしょうか?
実際のところ、ハイローオーストラリアは他の海外バイナリーオプションよりもリスクは少ないです。
ハイローオーストラリアでは、30秒や60秒といった短い時間の取引だけではなく、1時間や1日といった長めの取引もあります。長い時間の取引では損切することも可能となっており、急な値動きがあっても全額没収されることなく、リスクを最小限に抑えることができるのです。
また、身元がしっかりしていることもハイローオーストラリアの特徴です。2019年に移転してしまいましたが、以前はオーストラリアの金融当局から認可されており、ロイズ保険組合の賠償責任保険にも加入していました。
移転後は、マーシャル諸島共和国に事業認可されています。残念なことに移転後の賠償責任保険の詳細は分かりませんが、それでも国からの認可された信用ある業者と言えるでしょう。
数ある海外バイナリー業者の中でも、ハイローオーストラリアは特に安全で信用ができるバイナリー業者なのです。
口座凍結によるリスク
リスクが少ないハイローオーストラリアですが、それでも全くリスクが無いわけではありません。怪しい投資をしていると、口座が凍結させられてしまうこともあります。
過去には、年間利益が1,000万円を稼いだことで「あまりに勝ちすぎるため、違法ツールなどの不正が働いているのではないか」と疑われ、口座が凍結されたそうです。
実際に使用していたかは不明ですが、怪しい取引にはリスク(罰則)があるといえるでしょう。
とはいえ、口座が凍結されるのは主に禁止行為をした場合に限ります。
・自動売却ツールの使用
・取引額に比べて入出金が異常
・使用できないクレジットカードの利用
・クレジットカードの不正使用・乱用
・口座・書類偽装
また、口座の凍結は限定口座凍結と完全口座凍結の2種類存在します。
限定口座凍結は1回の取引に5,000円までしかエントリーできなくなる凍結です。入金や出金などは問題なく使えますので、取引が少し窮屈になる以外はあまり気にならないでしょう。
一方完全口座凍結は、エントリーだけではなく入金や出金自体もできなくなる凍結です。最大級のリスクと言えますが、マネーロンダリングやインサイダー取引などの凶悪な不正行為をした場合に限りますので、滅多なことでは完全口座凍結される心配はありません。
普通に取引する分には、口座が凍結する心配はほとんど無いでしょう。大勝ちした際に間違って凍結されることもありますが、それでも取引や出金はできますので、ハイローオーストラリアにはリスクらしいリスクは無いとも言えます。
ツール詐欺に注意
リスクはバイナリーオプション内だけにあるわけではありません。ツール詐欺というリスクも存在しています。
ツール詐欺とは、月額10万円など高額なツールを買わされる詐欺の一種のことです。「絶対に勝てる」「リターンが大きい」などと言って相談してくるのですが、実際にはそんなにうまくいかず、ただ高額な利用料だけを請求されてしまいます。
さらにひどい詐欺だと、ウイルスが仕込まれていたり、自動売却ツールだと知らせず売りつけてきます。バイナリーオプションでは自動売却ツールの使用は禁止されており、使用がバレると口座が凍結されるのです。高額な利用料が取られるだけではなく口座も凍結させられるなど、踏んだり蹴ったりのリスクと言えるでしょう。
講習詐欺
ツール詐欺以外にも、講習詐欺が存在します。ツール詐欺と内容は似ていて、高額な講習料を請求してくるのです。多くの場合は先払いとなっており、支払ってしばらくしたら連絡が取れなくなります。
また、講習料自体は安いですが、高額なテキストやツールを売りつけてくることもあります。方法はどうあれ、押し売り詐欺であることには変わりありません。
稼ぐために方法を知りたいのは分かりますが、リスクを回避するためにも、過去の実績や口コミなどを参考にしてから応募しましょう。
安全性なら国内企業がおすすめ
リスクを極力減らしたいのなら、海外バイナリー業者ではなく国内バイナリー業者を使うといいです。まったくリスクが無くなるわけではありませんが、破産や詐欺の心配は軽減します。
バイナリー規制されている
バイナリー規制とは、2013年に規定された「投資者を破産から守る」規制のことです。主に「短期取引の禁止」「払い戻し倍率が変動制に変更」「売値と買値の提示」「業者の総取り禁止」が義務づけられました。
簡単に説明すると、「取引時間を延長することで取引回数自体を減らし、FXと同じ仕組みにすることで払い戻しもできるようにした」わけです。それと、業者総取りの仕組みも無くすことで、投資者が少し有利になります。
もちろん、取引方法によっては簡単に破産してしまいますが、制限があることで自制もしやすく、破産するリスクが少ないのです。
金融庁に認可されている
海外バイナリー業者とは違い、国内バイナリー業者のほとんどは金融庁(国)に認可されています。業務内容の裁定をした上での認可ですので、詐欺業者である心配は一切ありません。
また、信託保全にも加入してますので、仮に業者が倒産してしまっても、保険によって出金や賠償もしてもらえ安心です。
トラブル対応がしやすい
国内バイナリー業者なら、万が一何かあったとしてもトラブル対応がしやすくなります。
海外のバイナリー業者だと警察や弁護士の介入がでない場合もあり、場合によっては泣き寝入りをしなければなりません。
ですが、国内での出来事なら警察や弁護士の介入もスムーズに行えます。バイナリーオプションでのトラブルはもちろん、ツール詐欺などによる被害にも対応してくれるでしょう。
リスクを理解し安全な取引をしよう
バイナリーオプションに限ったことではありませんが、投資にはリスクがつきものです。勝てば利益なりますが、負ければ損失になるのは株やFXでも同じと言えるでしょう。
ですが、だからといってリスクが高いまま受け入れる必要はありません。詐欺や出金のリスクが不安なら、心配の無い安全なバイナリー業者を選べばいいのです。
海外バイナリー業者に登録する際は、リスクが少なく信用のできるハイローオーストラリアを利用しましょう。