皆さんはバイナリーオプションを始める際にデモトレードを活用しているでしょうか。
ザオプションにはバイナリーオプションの取引を体験できるデモトレードが用意されています。
今回は、ザオプションのデモについて解説していきます。
目次
ザオプションのデモの概要
まず最初にザオプションのデモの概要を見ていきましょう。
取引の種類 | ・HIGH/LOW ・短期 ・HIGH/LOWスプレッド ・スプレッド短期 |
取引通貨ペア・銘柄 | ・FX ・商品先物 ・仮想通貨 |
最低取引金額 | 1,000円 |
ワンクリック注文 | あり |
転売 | 可 |
4種類の取引方法から選択可能で、ワンクリック注文もあるのでチェックを入れておけばHIGHまたはLOWを選ぶだけでエントリーできます。
転売にも対応しているので、万が一の時に安心です。
取引できる通貨ペアや銘柄は多い方ではありませんが、主要通貨ペアや仮想通貨に対応しています。
ここが強み!ザオプションのデモの特徴
色々な意見がありますがザオプションのデモの評判は上々です。
まずはデモの特徴からトレーダーにとってメリットとなることをピックアップしてみました。
旧式のプラットフォームも選べる
ザオプションはプラットフォームを新しくしています。
ただ、昔から使っているトレーダーの中には、以前のプラットフォームの方が慣れていて使いやすいという人もいるはずです。
そんな人のために旧新のどちらも使えるようになっています。
新しいプラットフォームはスッキリとまとまっていてムダがないので、見やすさが向上していて使いやすいです。
自分にとってベストな方を選べるのは大きなメリットになっています。
見やすいプラットフォーム
上記でも解説した通り見やすいプラットフォームです。
デモはザオプションだけでなく、バイナリーオプション自体が初めてという人も使う機能なので分かりやすさは重要となります。
・メニューがどこにあるか分かりやすい
・複雑な操作がない
・分からないことがすぐに聞けるチャットボタンあり
営業時間内であれば不明点はすぐに問い合わせることができるのも安心です。
まだザオプションを使うか迷っている人でも、まずは一度デモを開いてみて色々な部分を触ってみることをおすすめします。
インジケーターが自由に使える
取引画面のチャートにインジケーターが使えない業者も少なくはないです。
でもザオプションではデモ・リアル関係なく、インジケーターを挿入することができるように準備されているのでかなり便利になっています。
ただ、使えるインジケーターは3つだけです。
・単純移動平均線(SMA)
・ボリンジャーバンド
・相対力指数(RSI)
数は少ないですが使用率の高いインジケーターばかりなので、組み合わせて表示させることで分析のサポートにはなります。
ザオプションではインジケーターのカスタマイズも可能です。
もちろんリアル取引だけじゃなく、デモだとしてもカスタマイズを試してみることもできるようになっています。
単純移動平均線:3本まで表示可能。色・太さも選択可能。
ボリンジャーバンド:色の選択と太さの選択が可能。期間・偏差も編集可能。
相対力指数:色と太さを選択できます。期間の選択可能。
見やすいように自分なりの調整ができるということです。
デモ画面の通貨ペア表示の下にある「インジケーターを追加」から操作できるので、一度試してみてください。
ザオプションのデモの弱み
評判がいいザオプションのデモですが弱みもあります。
でも他のバイナリーオプションでも100%完璧なデモを提供している業者はないので、あまり深く考えなくても大丈夫です。
そもそもデモはスキル強化の機能ではないので、今のザオプションのスペックで問題はありません。
ではザオプションのデモの弱点を見ていきましょう。
ローソク足は見れない
実際の取引画面もデモ画面もローソク足の表示はできません。
テクニカル分析をする時はMT4またはMT5を使い、取引画面のチャートは補助的に活用することをおすすめしています。
ザオプションのチャートだけでは十分な分析はできないからです。
詳細な分析にはローソク足が欠かせないので、表示させることができないことは弱みとなってしまっています。
ただ、他でカバーできるので大きな問題ではありません。
デモ口座とリアル口座が似ている
デモ口座とリアル口座の画面が似ているので間違いやすくなっています。
もしもリアル口座で手法のお試しをしてしまった時、負けたら自己資金が減ってしまうことになり要注意です。
デモを使う時は画面左上のフリーデモの表示があるか確認してください。
取引を始める前に毎回確認するクセをつけておくと、リアルと間違えることなく利用できるはずです。
ザオプションのデモの使い方
では実際にザオプションのデモの使い方を見ていきましょう。
シンプルに設計されているので、難しい操作や面倒な操作はありません。初心者でもすぐに理解できるはずです。
手順に沿って①~⑥までご紹介します。
①取引方法を選ぶ
最初に選ぶのは取引方法です。
ザオプションには4つの取引方法がありますが、それぞれに取引条件が違うのできちんと選んで始めてください。
HIGH/LOW | 5分ごとに判定時間を選択 (数分~5時間の間で選ぶことができる) |
短期 | 30秒~5分の判定時間から選択 |
スプレッドHIGH/LOW | 値幅があるHIGH/LOW (判定時間はHIGH/LOWと同じ) |
スプレッド短期 | 値幅がある短期 (判定時間は短期と同じ) |
スプレッド(値幅)がある取引は初心者には難しいです。
まだ自信がないうちはHIGH/LOWまたは短期でエントリーをすることをおすすめしますが、デモでは負けても自己資金に影響がありません。
ここでどんな取引なのか試しておくと分かりやすいはずです。
今でなくても、スプレッド取引を始める前にデモで流れや普通の取引との違いを体験してみてください。
②取引銘柄を選ぶ
次は取引銘柄を選びます。
ザオプションではFXの他にも商品先物と仮想通貨の取引ができるので、一覧の中から自分の希望するものを選択してください。
HIGH/LOW | 短期 | スプレッド HIGH/LOW |
スプレッド短期 | |
USD/JPY | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
EUR/USD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
EUR/JPY | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
AUD/JPY | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
GBP/JPY | 〇 | 〇 | ||
AUD/USD | 〇 | 〇 | ||
NZD/USD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
GBP/USD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
EUR/AUD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
USD/CAD | 〇 | 〇 | ||
EUR/CHF | 〇 | 〇 | ||
USD/CHF | 〇 | 〇 | ||
GBP/CAD | 〇 | 〇 | ||
NZD/JPY | 〇 | 〇 | 〇 | |
AUD/NZD | 〇 | 〇 | ||
GOLD | 〇 | 〇 | ||
SILVER | 〇 | |||
BITCOIN | 〇 |
GOLD・SILVER・仮想通貨はHIGH/LOWでしか取引できません。
通貨ペアも取引の種類によっては対応しているものが減ることがあるので、希望する通貨ペアはデモでよく確認しておいてください。
気になる通貨ペアや銘柄はデモで試してみることも可能です。
ローソク足チャートとザオプションのチャートを見比べて、どんな戦略で攻略するのが効果的なのか考えてみましょう。
③取引時間を選ぶ
では取引する通貨や銘柄が決まったら、取引時間を選びます。
超短期取引はテクニカル分析が効きにくいので、自信がないうちは一定の余裕がある取引時間で挑戦するのがおすすめです。
HIGH/LOW | ・5分毎 ・60分毎 ・最長23時間 |
スプレッドHIGH/LOW | ・5分毎 ・60分毎 |
短期 | ・30秒 ・1分 ・2分 ・3分 ・5分 |
スプレッド短期 | ・30秒 ・1分 ・2分 ・3分 ・5分 |
短期取引はエントリーのタイミングからの経過時間で行われます。
HIGH/LOW取引は開始と終了の時間が予め決まっているので、エントリー可能時間の間にHIGHまたはLOWでエントリーをしてください。
基本的に動きのあるトレンド相場では短期取引が有効です。
反対に値動きがほとんどないレンジ相場では長期取引の方が分析がしやすくリスクも低いのでおすすめできます。
④取引金額を入力する
次は取引金額を入力します。
ザオプションの最低取引金額は1,000円なので、1000円以上であればお好きな金額を1円単位で設定することが可能です。
最初のうちは高額取引はしないようにしましょう。
デモなので負けても自己資金に影響はありませんが、リアル取引だとかなり大きなダメージになってしまいます。
安定して勝てるようになり、勝率も安定したと確信できてから金額を上げるのが理想です。
⑤HIGHかLOWを選ぶ
金額を入力するフォームの下がHIGH/LOW選択ボタンです。
左側の緑:HIGH
右側の赤:LOW
クリックをするだけでHIGHまたはLOWを選ぶことができるようになっています。
ここでワンクリック注文を有効にしている場合は、HIGH/LOWをクリックした時点が注文が確定されるので注意してください。
今はデモなので通常の注文とワンクリック注文どちらも試してみましょう。
⑥注文を確定させる
どちらでエントリーをするかが決まったら、最後に注文を確定させます。
青い購入ボタンをクリックするとエントリーが完了となるので、間違えないように正しい方向でエントリーをしてください。
すぐ下の緑色の部分に、注文が完了しましたと出れば正常にエントリーできています。
取引状況は実行中のお取引の欄に表示されているはずです。
判定時間までの残り時間もカウントされているので、リアルと同じ状況でデモ取引を体験することができるようになっています。
ザオプションのデモを試して分かったこと
個人的にもリアル取引の前にデモを試してみました。
率直な感想は業者選びをする時の参考ツールとしては、分かりやすく使いやすいということです。
取引の時に使用するボタンや転売機能のお試しなど、色々なことが簡単に理解できるようになっているのは大きなメリットでした。
他にも気づいたことがあるのでまとめておきます。
約定拒否があまりない
他のバイナリーオプションのデモでは以外と遭遇した約定拒否。
ザオプションでは10回程度エントリーをしてみましたが、1回も約定拒否になることがありませんでした。
その後、1回だけ約定拒否がありましたが少ないです。
時間帯や取引をしている時の参加者の状況にもよりますが、エントリーしたい場所で希望通りに注文が通るのはストレスフリーだと感じました。
もちろんまったく約定拒否がない業者はありません。
色々な業者のデモを試した中では、ザオプションはトップクラスの約定拒否の少なさでした。
カスタマイズできるインジケーターが便利
よく使うインジケーターがそろっていたので便利だと感じました。
トレーダーが気に入っているインジケーターがザオプションの中にあるのであれば、かなり取引に有利になるのではないでしょうか。
デモで試してみて相性がよければ今後活用することもできます。
正確さという面で見るとMT4やMT5には負けるので、サブ的な分析ツールとして活用するためにデモで練習してみましょう。
左上でデモかリアルの確認は必須
すでにリアル口座を開設している人は要注意です。
画面がリアルもデモもそっくりなので、きちんと確認してからエントリーをしないと間違える可能性が考えられます。
左上にデモと表示されているかをチェックしておいてください。
万が一リアル口座でインジケーターのお試しなどの練習をしてしまった場合、無駄に資金を消費してしまうことになります。
デモかリアルを確認するクセをつけておくことをおすすめします。
デモではリアル取引の練習にはならない
一部のトレーダーはデモで練習すればスキルが磨けると勘違いしています。
ザオプションのデモだからという話ではなく、どの業者のデモも同じでスキルアップのためのツールとしては活用できません。
あくまでも手法のお試しや仕様のチェックのためのツールです。
取引を上達させたいのであればデモではなく、リアル口座で少額エントリーで損失を抑えつつ練習することをおすすめします。
デモは緊張感がなく資金管理やメンタル管理がしにくいからです。
資金管理もメンタル管理もどちらがかけてもうまくいかないので、資金の増減がかかっている実際の取引でスキルアップを目指しましょう。
ザオプションのデモについてのまとめ
ザオプションのデモはあくまでも仕様を知るための機能です。
トレードの練習をしてスキルアップに繋げることができる可能性は低いので、以下のポイントで活用してください。
・メニューの配置や機能の確認
・インジケーターの使い方の練習
・手法のお試し
取引スキルを磨きたいのであれば、緊張感があり徹底した資金管理・メンタル管理ができるリアル取引をおすすめします。
最初は勝率も安定していないので不安な人も多いはずです。
そんな時は少額トレードをして損失を抑えて、慣れてきてから金額を変えても全然遅くはありません。
ザオプションのデモは確認やお試しに使っていきましょう。